「上がるか下がるかは2分の1」の確率なのに、
なぜ大半の人はFXで負けるのか。
それは、そこから先・・・。
プラスになったとき、即決済するか、もっと伸びるまで待つか
(もちろん、マイナスに転じることもある)。
マイナスになったとき、即損切りするか、盛り返しを待つか
(もちろん、盛り返さずもっとマイナスになることもある)。
一回の取引において少なくともこれだけの判断を迫られ、
そのすべての予測が当たっていないと、
トータルでは絶対プラスにならないのだ。
単発では勝ててもね。
だから
全然、勝率は50%なんかではない。
私の1万通貨の悲惨な記録・・・
これは各日のトータル損益であって、
決して全部の取引で負けたわけではないんです。
勝ち負け回数でいえば、半々ぐらい。
でも勝ったときはプラス数百円、
負けたときはマイナス数千円という有様だったから、
毎回、一日のトータルはマイナスになったというわけ・・・。
なかなか難しいですよ
レバレッジを低くすれば(=資金を充分に入れれば)、
盛り返しを気長に待てますが、
100レバレッジなんかじゃ待てないし
数千円も切りたくない・・・なんてウジウジしている間に
ロスカット(強制損切り)発動ですし
かといって思い切りよく損切りしたら、
とたんに盛り返したりとかね
まったく、体に悪いです。
逆に言えば、証拠金さえ充分に入れていれば、
欲張らない限りはほぼ確実に儲けも出せる。
だから大きい資金の用意できない私のような人は
千通貨でちまちまと取引するしかないというわけです。
でも余裕のある千通貨取引でも、色々と大変。
ローソク読みも、多少はできるようになったけれども、
いともたやすく裏切られることも多いですし。
知識は武器にはなるけれども、完全ではないですしね。
プロのトレーダーすら勝率は7割らしいですから、
ほんと舐めてかかるとヤケドするぜ
な世界です。
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